いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
喉のつまり・違和感について
お話していきたいと思います。
いつも喉のあたりに
つまりや違和感があって
うっとうしいような感覚が取れない
そんな症状でお悩みの方は
ぜひ最後まで読んでみてください。
ある時から何か喉に
つまり・違和感があって
病院に行って検査を受けてみても
特に異常は見当たらず
風邪でもなさそうだし
なんなんだろう?
という症状をお持ちの方って
意外とたくさんおられると
思います。
その状態が一体何なのか
それをお伝えしていきます。
喉のつまり・違和感で
特に検査しても異常はない。
それは
現代医学的に言うと
耳鼻科では「咽喉頭異常感症」
内科・精神科では「ヒステリー球」
という診断名を付けられることが多いです。
また東洋医学的に言うと
「梅核気」
「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」
という名称で表されます。
「咽喉頭異常症」
「ヒステリー球」
どちらの症状名も
割と最近になって取りざたされている
名前ですが
実は
古代ギリシャ時代から
考察されていて
医学の父と呼ばれた
ヒポクラテスが記載された
とも言われています。
また東洋医学においても
中国後漢の時代に書かれた
医学書「金匱要略(きんきようりゃく)」という
書物の中で
「咽中炙臠あるが如きは、半夏厚朴湯これをつかさどる」
という記述があります。
ですので
この症状の際に
漢方では半夏厚朴湯を
処方されることが多いのです。
どちらの書物にも
婦人の疾患であると書かれており
特に更年期に多いということが
言及されています。
一般的には
自律神経の乱れや
精神的ストレスによって
引き起こされると考えられています。
実際にこれまで
私が診てきた方でも
そういったケースは多く
やはり女性に多いというのも
その通りであると思います。
しかしながら
一般的に言われているような
典型的な例だけではなく
さまざまな病態や病状があり
施術するにあたっては
その方の状態を
しっかりと把握出来ないといけない
疾患になります。
ただ
なかなか治らないといわれる
この疾患に関しても
適切な施術を行うことで
改善に導くことが出来るものです。
もしあなたが
喉のつまり・違和感で
不快な思いで苦しんでいるのなら
一度ご連絡ください。
きっとあなたの助けになれるはずだから。
ここまで読んでいただき感謝です。
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