いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
「慢性頭痛」について
お話していきたいと思います。
まず初めに慢性頭痛についての
分類からお伝えしていきたいと思います。
慢性頭痛の中で最も多いのが
15歳以上の日本人の22%ほども
あるといわれる
「緊張型頭痛」です。
緊張型頭痛の特徴は
強烈に痛むわけではないが
後頭部や頭全体が重く圧迫されるような痛みや
ギューッと締め付けられるような痛みで
あるというものです。
また肩こりや首こりを
伴うケースが多いのも特徴の1つと
言えるでしょう。
緊張性頭痛の場合には
頻度が非常に高く
毎日のように重く痛い状態を
持っていることも挙げられます。
この頭痛が起こる原因としては
大きく分けて
身体的なものと精神的なものの
2種類があります。
このあたりの詳しい解説は
後ほどしっかりとしますので
ひとまず次の分類に移っていきます。
続いての慢性頭痛は
男性の3~4倍も女性のほうが
多いと言われる
「片頭痛」です。
特に30代女性の場合には
約20%の方が片頭痛を持っていると
言われています。
この片頭痛の特徴としては
ドクンドクンといった脈打つ感じの痛みで
拍動性の痛みであるということです。
またこの痛みがあると
吐き気を伴ったり
光や音に対して過敏になることが
多いのも特徴の1つになります。
片頭痛の場合には
緊張性頭痛ほど頻度は高くなく
おおむね月に2~3回という方が多く
人によっては週に1~2回起こるという
ケースもあります。
この片頭痛が起こる原因としては
現代医学的にはいまだはっきりと
解明されているわけではありません。
ただこうであろうという
説明は出来ますので
こちらも後ほど説明していきます。
続いての分類は
非常に珍しいタイプの慢性頭痛で
「群発頭痛」と呼ばれるものです。
先ほどの片頭痛とは逆に
20代後半から40代の男性に
圧倒的に多く見られ
女性に起こることは非常に稀です。
この群発頭痛の特徴としては
1年の中である時期に1~2か月ほどの間
毎日決まった時間に痛みに襲われるというものです。
この痛みに関しては
三大激痛の1つにも数えられるほど強烈なもので
目の奥をえぐられるような痛みとも
焼けた火箸を当てられたよおうな痛みなどと
表現されます。
またこの激痛に伴って
自律神経症状として目の充血や
鼻水・鼻づまり、涙や汗が止まらないといった
症状も起こります。
この群発頭痛が起こる原因も
現代医学的にはいまだに
はっきりとわかってはいません。
こちらもまた後ほど
こうであろうという説明を
していきますね。
これまで慢性頭痛に関しての
分類と症状についてお伝えしてきました。
慢性頭痛といっても
さまざまな種類と症状の違いが
ご理解いただけたかと思います。
次回はこの3つの慢性頭痛の
原因とどういった施術をおこなうことで
改善していくのかについて
お話していきたいと思います。
ここまで読んでいただき感謝です。
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