今回は
「PFCバランスを考えたカロリー計算とは?」
というテーマでお話していきたいと思います。
これから
ダイエットについての
考え方と実際に行う方法について
数回にわけて
解説していきたいと思います。
出来るだけ健康的に
身体に負担の少ない形で
ダイエットをしたいという方は
ぜひ読んで実行してみて下さい。
前回は
摂取カロリーを決める方法について
お伝えしました。
今回は
摂取カロリーの中での
栄養バランスを考える上で
必要になってくる
PFCバランスについて
詳しく解説していきたいと思います。
前回も少しお伝えしたように
PFCとは
P(protein:タンパク質)
F(fat:脂質)
C(carbohydrate:炭水化物)
この3大栄養素のことになります。
この栄養素をどれぐらいの
割合で摂取するのかというのが
PFCバランスになります。
では実際にどのくらいの割合で
摂ると良いのかについて
お伝えしていきます。
まず初めに考えるのは
タンパク質になります。
また別の機会に解説していこうと
思っているのですが
このタンパク質というのは
身体のさまざまなことに使われています。
ざっくりというと
筋肉・臓器・皮膚・爪・髪・ホルモン・免疫物質等々
身体のおよそ20%がタンパク質で出来ています。
つまりこの栄養素が欠けてしまうことは
身体にとってとても良くないことということです。
ですのでまず初めに
タンパク質の量を確保します。
どのくらい取るべきなのかについては
その方がどの程度の
運動・生活強度なのかによって変わってきます。
普段デスクワークで
あまり運動もしないよという方であれば
体重×0.8g~1gを摂ると良いです。
※本来であれば徐脂肪体重を使うほうが
正確ですが一般的にお使い出来るように
実体重での数字にしています。
ある程度しっかり運動をする方や
肉体労働などで身体を使っている方であれば
体重×1.5g~2gを摂りましょう。
次に考えるのが
脂質になります。
この脂質についても
別の機会で詳しく説明しますが
ホルモン・細胞膜・核膜を構成するとともに
皮下脂肪として内臓を守ってくれて
身体のおよそ15%が脂質で出来ています。
つまり脂質も
非常に重要な摂らなければならない
栄養素であります。
どうしても
皮下脂肪を落としたいと考えると
避けなければいけないとなるのですが
摂りすぎると良くないですが
必ず取らないといけないものでもあります。
この脂質を摂る量としては
総エネルギー量の20%~30%を
摂るのが良いです。
この脂質に関しては
摂取する種類にも気を付けていくと
さらに良いのですが
まずは全体量の把握をして
多すぎているのであれば
減らしていくことを考えてください。
そして最後に炭水化物の量を決めます。
意外に思われる方もいるかもしれませんが
炭水化物というのは
主にエネルギー源として摂取するものです。
しかもこのエネルギー源としての
炭水化物はあまり体内に存在しておらず
血中にブドウ糖としてあるのと
肝臓や筋肉にグリコーゲンとして
少し貯蔵しているだけになります。
すぐに使わずに余った炭水化物は
身体の中で脂肪として蓄えられます。
そのためだと思うのですが
糖質制限ダイエットなどの
糖質をカットする方法が流行しているのでしょう。
ただ減量・ダイエット中であっても
炭水化物を摂るべきであると考えています。
この理由についても
別の機会に詳しく解説したいと思います。
炭水化物の量としては
先ほどのタンパク質と脂質を除くと
総エネルギーのおよそ50%~60%ほどに
なるかと思います。
このようにPFCバランスを考えて
栄養素を考えた上で
カロリーを決める方法であれば
減量・ダイエットを健康的に
身体に負担の少ない形でおこなうことが出来ます。
だいぶ長くなってきましたので
次回は実際に計算してみて
どのように摂取していくと良いのかを
解説していきたいと思います。
楽しみにお待ちくださいね!
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