いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は前回までに
引き続きつわりについて
お話していきたいと思います。
前回は
「食べつわり」「吐きつわり」
についてお伝えしましたので
今回は
「眠りつわり」「においつわり」「よだれつわり」
についてお伝えしていきます。
まずは
「眠りつわり」ですが
これは
とにかく一日中
眠気や倦怠感が強く出てきます。
耐え難い眠気と
非常に重い倦怠感から
身体を動かすことが
困難になります。
周囲の理解を得られず
怠けていると思われてしまうという
ケースが多いため
精神的にもつらい状態になってしまいます。
そういうものがあるということも
ご存じない方も多数おられると理解し
周囲の方へ伝えるとともに
仕事や家事の負担を
減らしてもらうように
することをお勧めしています。
つわり全般に言えますが
個人差がとても大きいので
普通にしていたのに
急に眠気が来て
倒れるように眠ってしまうような
ケースもあります。
突然の眠気が襲ってくる方には
車の運転や刃物、火の取り扱いには
最新の注意を払うように
気を付けてください。
このようなケースでは
自律神経のバランスが
崩れていることが多いため
自律神経を整えるようなことを
施術と普段の生活の中で
おこなっていきます。
続いて
「においつわり」ですが
こちらはよく聞くタイプの
つわりかもしれませんね。
こちらは
嗅覚が過敏になり
今まで好きな匂いであったとしても
吐き気を催すほど
気持ち悪くなってしまうこともあります。
普段家事をおこなっている方が
洗剤のにおいや食材のにおいに対して
過敏になってしまうと
かなり困ったことになってしまいます。
その際は
ご家族の協力が
必要不可欠になってきます。
しっかりと状態を伝えて
役割分担を決めることが
大切になってきます。
また今まで診てきた方の中には
夫のにおいがダメになってしまい
近寄ることも出来ないといったケースもありました。
その時は
早めに施術をすることで
症状を緩和することで
大きな問題にはなりませんでしたが
夫としてもとてもつらい心境になるかと思います。
あくまでも一時的な
状態の変化ですので
そのあたりもしっかりと
夫にお伝えすることも大切です。
さて最後に
「よだれつわり」ですが
一番マイナーなつわりの種類と
言えるでしょう。
あまり知られていないのですが
常に口の中が唾液でいっぱいになり
口の中が気持ち悪くなったり
飲み込むと気持ち悪くなったりします。
定期的に吐き出さなければならないため
特にお仕事をしている妊婦さんに
とっては厄介なものになります。
唾液には消毒・殺菌の
作用を含むので悪いことでは
ないのですが
度が過ぎるのは困ってしまいます。
過剰な分泌に関しては
分泌するホルモンの調整と
唾液腺の調整を行うことで
緩和されることが多いです。
どのつわりも
本人にとっては大変なことです。
個人差が大きく
出産経験のある方でも
理解してもらえないケースも出てきます。
なるべく早く対処することで
少しでも快適な妊娠生活を送るための
サポートが出来ると考えています。
妊娠中の諸症状で
お困りの方は一度ご相談ください。
妊産婦さんのプロフェッショナルである私が
あなたの心強いサポーターになります。
ここまで読んでいただき感謝です。
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