いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
「起立性調節障害」について
お話していきたいと思います。
「起立性調節障害(OD)」とは
10歳前後から18歳ぐらいまでの
子供に多く見られ
特に朝の起床時に
症状が強くみられることが多いです。
症状としては
・立ちくらみ・めまい・頭痛
・午前中の体調不良
・胃腸の不調
・異常発汗
・疲労感・倦怠感
・思考力や記憶力の低下
・動悸・息切れ
多くの場合
これらの症状が
並行して起こります。
男の子より女の子に
多く見られ
一般的には
思春期の年齢に後発すると
言われていますが
過去に私が診てきた中では
成人された方や
高齢の方にも見られました。
ですので
子供に起こりやすいだけで
大人にもみられるものだということは
知っておいてください。
この疾患の厄介なところは
よほどの重症例でない場合は
午前中に症状が強くみられるものの
午後から夕方にかけては
元気に活動出来てしまうため
ただ怠けているという風に
周りからは見えてしまうことです。
本人からすると
症状が出ているときには
動きたくても動けない状態です。
ただ怠けているわけではないのに
そのように言われてしまうことで
余計に心理的に辛くなってしまい
症状を悪化させてしまうケースも
これまで多々見てきました。
私が診させてもらうときに
お子さんの場合では
必ず親御さんとも
しっかりとお話をさせてもらってから
施術方針を決めていきます。
それがとても重要なことであり
再び元の生活に戻って
元気に動き回れるようになるために
必要なことだと理解してください。
また心の問題だけでなく
身体の問題も関わってきます。
精神論だけで
何とかなるわけではありません。
カウンセリングなども当然必要になりますが
身体のケアも行うことで良くなります。
今回は
「起立性調節障害(OD)」の
概要についてお伝えしました。
次回は
「起立性調節障害(OD)」について
もっと詳しくお話していきたいと思います。
もしあなたやあなたのお子さんが
起立性調節障害(OD)でお困りなら
一度ご連絡ください。
きっとあなたの助けになれるはずだから。
あなたとのご縁を
心よりお待ちしております。
ここまで読んでいただき感謝です。
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