いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
「群発頭痛を改善するために必要な施術とは?」という
テーマでお話していきたいと思います。
前回は慢性頭痛の中でも
片頭痛に関して
どういった原因で起こり
どのような施術をすれば良くなるのか
についてお伝えしました。
今回は
慢性頭痛の分類の中から
「群発頭痛」にターゲットを絞って
どういった原因で起こり
どのような施術をすれば
改善していくのかをお伝えしていきます。
まず「群発頭痛」について
説明していきますね。
この「片頭痛」ですが
以前の記事でもお伝えしたように
現代医学的にはいまだ原因は
解明されていません。
まず群発頭痛というのは
国際頭痛学会の中で
三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の中の
1つであると分類されています。
これは
短時間・片側性の頭痛発作である
頭部副交感神経性の自律神経症状を伴う
が特徴として挙げられます。
※頭部副交感神経性の自律神経症状というのは
結膜充血・流涙・鼻閉・鼻漏・眼瞼浮腫・眼瞼下垂・
頭部や顔面の発汗などのことを指します。
よく言われるのは
男女差に大きいことから
ホルモンが原因という説や
睡眠中の一定の時間に起こることから
脳の視床下部にある体内時計にあるという説
また季節の変わり目に起こりやすいことから
水痘ウイルスなどの三叉神経などの神経節に潜在し
活性化して帯状疱疹での痛みであるという説などです。
僕が特に注目して見ているのは
目の奥にある内頚動脈という脳に血液を送るための
血管を保護するための海綿静脈洞が腫れてしまうことで
起こる頭痛であろうと推測しています。
僕は頭の中が見えるわけではありませんが
施術の中で頭を触っていると
血管と神経に何か異常があるのだろうと
感じることはあります。
ですので
群発頭痛の施術でのメインは
頭蓋骨を触っていくことになります。
前回の記事でもお伝えしましたが
クラニアル・セイクラルという施術で
頭蓋骨の調整をおこなうことで
CSF(脳脊髄液)の循環を良くすることが
必要になります。
そしてこの群発頭痛に関しては
正直にお伝えすると
僕が診てきた疾患の中でも
症例数の少ないものになります。
そのため
施術と状態の確認を他の疾患よりも
細かく観ていく必要があります。
ただ細かく状態の変化を観察し
適切な刺激を入れていくことで
改善していくケースはちゃんとあります。
群発頭痛をお持ちの方は
本当に辛いと思いますが
諦めないでくださいね!
このように群発頭痛のような
慢性的な頭痛の施術には
頭周辺の問題だけでなく
さまざまな箇所の問題を解決していかないと
治るというところまでいかないことが
わかっていただけたのではないかと
思います。
僕はこれまでさまざまな
慢性的な頭痛で悩んでいた方の
施術に当たらせていただき
たくさんの喜びの笑顔を
見てきました。
もしあなたが慢性的な頭痛で
お悩みでいるのなら
一度勇気を出して連絡してください!
きっとあなたの喜びの笑顔も
見られると信じています。
あなたとのご縁を
心からお待ちしています。
ここまで読んでいただき感謝です。
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