いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
「自律神経についての簡単にわかりやすく説明します」
というテーマでお話していきたいと思います。
前回お伝えしたように
自律神経について
お話していきますね。
ぜひ最後まで読んでみて下さい!
まずは自律神経って
どういうものなのかを
お伝えしていきます。
自律神経というのは
簡単にに言うと
内臓や血管、分泌腺などの働きを
コントロールして
体内の環境を整えるということを
してくれています。
自分で意識して身体を
動かすのと違って
意志とは関係なく
独立して働いてくれているため
内臓や血管の働きなど
生命の維持に関わることを
司っているため
自分の意志で完全に
コントロールすることは
出来ないようになっています。
また自律神経には
交感神経と副交感神経といって
一つの器官に対して
相反する作用をもたらします。
交感神経というのは
起きて行動をするときや
緊張しているときに働く神経で
副交感神経は
寝ているときや
リラックスしているときに
働く神経になります。
簡単にお伝えすると
交感神経がエネルギーを
使うときに働くもので
副交感神経はエネルギーを
溜めるときに働くと
考えてもらえればいいかと思います。
どのようなものか
少し例を挙げると
睡眠中には心臓はゆっくりと動き
休ませますが
運動をするときには
しっかりと心臓を動かし
エネルギーを使えるように
調整してくれます。
呼吸でいえば
運動中は酸素をしっかりと
取り込むために頑張って動かしますが
睡眠中は休ませるために
最低限の動きとなります。
このように自律神経は
身体のエネルギーの
使用と貯蔵のバランスを
取ってくれています。
自然と働いているものなので
本来はコントロールをする
必要のないものです。
今から胃腸の働きを
活発にしようと考えたとしても
その通りには動いてくれません。
身体が必要だと感じたら
活発に動かし
必要のないときは
休ませるということを
ある意味自動で
やってくれているのです。
本当の意味で
コントロールするには
ヨガのなんかすごい人みたいに
ものすごい修練が
必要になるんだと思います。
僕はやろうと思ったことがないので
詳しくはわかりませんが・・・。
そんな大層なことをしなくても
身体にはもともと自然に
そういう機能が
備わっているということを
知っておいてください。
それでは次に
自律神経が乱れると
良く言いますが
どういう状態のことを
指すのかについて
お伝えしていきます。
本来であれば
交感神経は
活動するときに優位になり
副交感神経は
休むときに優位になります。
それが活動しようとしても
副交感神経が優位になっている
逆に休みたい(寝たい)ときに
副交感神経が優位に
なってしまっている状態を
自律神経が乱れていると
言えるかと思います。
自律神経が乱れたからといって
すぐに心や身体に大きく影響を
及ぼすことはありません。
個人差はあれども
簡単に心や身体に
大きく影響が出るようには
出来ていないのです。
ですが
それが積み重なって
耐え切れなくなってしまうと
心と身体に影響が
出てきてしまいます。
そうなる前に
対処することが大切ですね!
今回は自律神経が
どういったものなのかについて
解説してきました。
次回は
この自律神経が乱れる原因や
どのように対処すればよいのかを
お伝えしていきたいと思います。
楽しみにお待ちください!
ここまで読んでいただき感謝です。
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