顎関節症について3

いつもありがとうございます。

大阪上本町駅前

「伽藍堂鍼灸院」

多井一貴です。


前回までは

顎関節症が

どういったものであるのかや

どういった原因・要因で起こるのかを

お伝えしてきました.


今回は

マウスピースについての

お話していきたいと思います。


ほとんどの

歯科や口腔外科では

まず最初の治療として

マウスピースを作成し

着用することから

始まると思います。


ここで少しイメージして

もらいたいのですが

顎関節症の症状が

出ているということは

顎関節にとって良くない状態に

あるということになりますよね。


その状態で

マウスピースをすると

良くない状態で

固定してしまうということに

なってしまうと思いませんか?


もちろんすべてのケースで

これに当てはまるわけではありません。


噛み締め癖の強すぎて

あまりに顎関節に

負担のかかり過ぎている場合などに

一時的に使うことは有効であると

私も思います。


ですので

当院に受診される前に作成した

マウスピースに関しては

出来る限り早く着用が

やめられる状態にして

変な癖がつかないようにしていきます。


もしマウスピースがないと不安な方には

ある程度良い状態になってから

再度作り直すようにしてもらっています。


良い状態で作成した

マウスピースであれば

着用することで

良い状態をキープしやすくなるので

好きなだけ付けてもらって大丈夫です。

(これまで診てきた中では

ほとんどの方が着用し続けることは

ありませんでしたが)


続いてよくあるケースとして

歯を削って噛み合わせを

良くするというものがあります。


これはどうでしょうか?


先ほどもお伝えしたように

顎関節そのものの状態が

悪くなっている場合に

歯を削ってしまうと

一時的に噛み合わせは

良くなったとしても

顎関節自体の状態は

変わっていないので

再度症状が出てきてしまうことが

多く感じます。


もちろんこのケースでも

良くなるケースというのはあります。


ただ一度削ってしまった歯に関しては

どうすることも出来ないため

安易に削ることはお勧めしません。


顎関節症というものは

とても繊細な施術が必要な

疾患の1つだと考えています。


その方の状態に

合わせた施術を行うことで

良くなるものですので

諦めなくてだいじょうぶです。


ただ長引けば長引くだけ

治りにくくなることも事実ですので

早めの受診をお勧めします。


ここまで読んでいただき感謝です。


伽藍堂鍼灸院

伽藍堂では、あなたに寄り添う施術で心と身体の不調を取り除きます。 病院で検査しても特に問題はなく、原因がわからない状態で自分でもどうしたら良いかわからない。そんな不安な状態から解放されたいと思うのなら、ぜひ一度伽藍堂にお越しください。 きっとあなたのその不調を改善するお手伝いが出来るはずだから。 本当に伽藍堂の施術で良くなるの?と疑問を持たれた方は、このホームページや私のブログを読んでみてください

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