続ステロイドについてわかりやすく説明します

いつもありがとうございます。

大阪上本町駅前

「伽藍堂鍼灸院」

多井一貴です。

今回は

「続ステロイドについてわかりやすく説明します」

というテーマでお話していきたいと思います。

皆さんが知っているようで

ちゃんと知らない医学用語を

解説行きたいと思います。

前回に引き続き

「ステロイド」についての

お話になります。

前回は治療薬としての

「ステロイド」のお話でしたが

今回は「アナボリックステロイド」についてです。

たまに耳にすることもあるかもしれません。

よくスポーツの世界なんかで

禁止薬物を使用して失格や

出場禁止になったなんていう話を

聞いたことがあるかと思います。

いわゆるドーピングと言われるやつですね。

本当にたくさんの種類があって

まとめきれないほどの

ドーピングがあるのですが

もともとは

テストステロンというホルモンが

発見されたことから

始まっています。

このテストステロンというホルモンは

いわゆる男性ホルモンの一種で

筋肉の増大に関与するものなのですが

自分の身体で作られるもの以外で

摂取しようと思うと

すぐに代謝が起こってしまい

持続しないという性質があります。

そこでこのテストステロンに

変わるものを作っていく中で

アナボリックステロイドが

開発されるという経緯があります。

これはテストステロンに似た物質や

体内に取り込んだ物質がテストステロンに

置き換わるという性質を持つもので

蛋白同化作用を強める働きを持っています。

蛋白同化作用とは

摂取したたんぱく質を

身体に効率よく組織に変換してくれます。

これだけだと

非常に良いもののように

思えるかもしれませんが

副作用が強いこともあって

禁止薬物とされているのです。

ただこのアナボリックステロイドも

医療の中でも使われることがあり

大きな火傷を負った場合の

回復薬的な使い方であったり

血液の難病の治療のために

使われるといったものです。

これらからわかるように

一般的なステロイド薬と

呼ばれるものとは別物であるので

誤解しないようにしておいてください。

どこまで詳しく説明するかを

迷ったところもありますが

こういったステロイドに関しては

薬ではあるのですが

もともと身体の中で

正常な状態であっても

身体を適切に維持していく上で

働いてくれているものになります。

怖がりすぎず

必要な時にはきちんと使うことで

有用なものにもなるということは

知っておいてほしいなと思います。

ただ

使わないに越したことはないので

使わずに済むような身体を作ることが

一番大切なことです。

伽藍堂では

何が起こっても

自分の身体で対処出来るように

あなたの身体を変えていく

お手伝いをしています。

気軽にご連絡・相談してくださいね！

ここまで読んでいただき感謝です。