いつもありがとうございます。
大阪上本町駅前
「伽藍堂鍼灸院」
多井一貴です。
今回は
「ステロイドについてわかりやすく解説します」
というテーマでお話していきたいと思います。
皆さんが知っているようで
ちゃんと知らない医学用語を
解説行きたいと思います。
今回のテーマである
「ステロイド」ですが
一番多く耳にするのは
おそらくステロイド剤や
ステロイド薬といった
お薬だという認識が
強いかなと思います。
それ自体に間違いはないのですが
まずステロイドというのは
ホルモンの一種になります。
腎臓の少し上にある
「副腎皮質」という場所で
生成されるホルモンである
アルドステロン
糖質コルチコイド
アンドロゲン
の3つと
性ホルモンである
エストロゲン
黄体ホルモンなど
のことを指します。
そしていわゆる
ステロイドのお薬と言われるものは
これらのホルモンの中から
糖質コルチコイドを主な成分として
作られた薬ということになります。
この薬は
抗炎症作用や免疫抑制作用の効果を
持っているのが特徴です。
一般的に用いられるのは
抗炎症作用を期待して
飲み薬・注射・塗り薬・吸入などで
使われるかと思います。
ただ副作用が
きつくなってしまうことがあるので
使い方には注意しましょうということを
よく言われています。
このステロイドをお薬として
使用した際の副作用は
もう一つの効果である
免疫抑制作用によって
感染症になりやすくなることや
骨量の低下によって
骨粗鬆症になりやすいことなど
たくさんあるのは確かです。
これらの危険性があったとしても
使い方を間違えなければ
非常に有効なものであります。
基本的にお薬は使わずに
何とかしたいと思うでしょうが
僕は必要なときは使うのも
大切なことだと思っています。
使わずに済むように
日ごろからのケアと
使わないといけなくなる前に
しっかりと対処することが大切で
あることもお伝えしておきたいです。
また膠原病などで
使用している場合には
すぐに使用を中止してしまうことは
命にも関わる場合が
ありますのでご注意ください。
そういった膠原病の方も
僕はこれまで施術をおこなっていて
完治しますと言えるものでは
ありませんが
症状の改善やお薬の漸減することの
お手伝いをしてきました。
もしそういった症状で
悩んで苦しんでいるのなら
一度気軽のご相談くださいね!
ここまで
ステロイドのお薬について
難しい話は避けた上で
どういったものなのかを
お伝えしてきましたが
いかがだったでしょうか?
次回は
このステロイドの
もう一つ勘違いされていることの
多いアナボリックステロイドについて
お話していきたいと思います。
楽しみにお待ちくださいね!
ここまで読んでいただき感謝です。
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