免疫ってどういう仕組みなの?

いつもありがとうございます。


大阪上本町駅前

「伽藍堂鍼灸院」

多井一貴です。


今回は

「免疫ってどういう仕組みなの?」

というテーマでお話していきたいと思います。


皆さんが知っているようで

ちゃんと知らない医学用語を

解説行きたいと思います。


今回は

「免疫」についての

お話になります。


新型コロナウイルスの影響で

免疫力を高く持っていくことが

大切ですよということは

皆さんご存知のことかと思います。


きっと興味のある方も

多いかと思いますので

なるべく簡単にわかりやすく

理解してもらえるように

これから解説していきますね!


まず免疫というのは

字のごとく

疫から免れるということで

病になる原因の

細菌やウイルスなどから

身体を守るために持っている

システムになります。


普通に生活していると

必ず細菌やウイルスなどに

さらされています。


それでも多くの方は

特に発病せずに過ごすことが

出来ていますよね。


それはこの免疫のシステムによって

身体の中に細菌やウイルスなどの

病原体を身体の中に

入りこませないことや

入ってきても排除することで

身体を元気に保ってくれています。


どのようにして

入り込ませないようにし

入ってきたものを排除するのか

そのシステムについて

解説していきます。


この免疫のシステムは

3つの防御・攻撃機構によって

形成されています。


物理的な防御(粘膜免疫)

自然免疫(非特異的免疫)

獲得免疫(特異的免疫)


この3つの働きをもって

侵入しようとする異物と

戦ってくれます。


まずは物理的な防御について

カッコにも書いたように

この物理的な防御は

粘膜免疫とも呼ばれ

皮膚や粘膜によって

入ってこようとする異物を

体外に排出してくれています。


人体を円柱であると

想像してみてください。


円柱の外側を皮膚が覆って

さらに円柱の内側を

粘膜が覆っています。


その中に

身体のさまざまな臓器が

配置されているということになります。


つまり円柱の一番外を皮膚が守り

内側の外を粘膜が守ってくれているというのが

わかってもらえるかと思います。


この皮膚には

タイトジャンクションと呼ばれる構造によって

外からの異物の侵入を防ぐとともに

ランゲルハンス細胞やT細胞などの

免疫細胞も存在し防御してくれています。


そして粘膜には

腸管の絨毛構造や

肺の肺胞構造などによって

体表面積の広さ持つことで

内の外と常に接していることになります。


そのため生体内の6割を超える

リンパ球が存在しており

免疫の監視役ともなっています。


粘膜には入ってきた異物を

排出する防御機構と

攻撃のための司令塔の

役割を持っている重要な役割を

こなしてくれています。


これが第一段階の

体内に入ろうとする異物を

排出する防御と

体内に入ってきた異物を

攻撃するための準備をする

役割を持つ物理的な防御の

説明になります。


思ったより長くなってしまい

少し専門的な用語も使うことに

なってしまいましたが

お分かりいただけましたでしょうか?


とても複雑で巧妙な免疫システムを

簡単にわかりやすく解説するのは

難しいのですが次回は

次の機構である

自然免疫について

お話していきたいと思います。


楽しみにお待ちくださいね!


ここまで読んでいただき感謝です。


伽藍堂鍼灸院

伽藍堂では、あなたに寄り添う施術で心と身体の不調を取り除きます。 病院で検査しても特に問題はなく、原因がわからない状態で自分でもどうしたら良いかわからない。そんな不安な状態から解放されたいと思うのなら、ぜひ一度伽藍堂にお越しください。 きっとあなたのその不調を改善するお手伝いが出来るはずだから。 本当に伽藍堂の施術で良くなるの?と疑問を持たれた方は、このホームページや私のブログを読んでみてください

0コメント

  • 1000 / 1000