自然免疫ってどんな仕組みなの?

いつもありがとうございます。


大阪上本町駅前

「伽藍堂鍼灸院」

多井一貴です。


今回は

「自然免疫ってどんな仕組みなの?」

というテーマでお話していきたいと思います。


皆さんが知っているようで

ちゃんと知らない医学用語を

解説行きたいと思います。


今回のシリーズは

「免疫」についての

お話になります。


新型コロナウイルスの影響で

免疫力を高く持っていくことが

大切ですよということは

皆さんご存知のことかと思います。


きっと興味のある方も

多いかと思いますので

なるべく簡単にわかりやすく

理解してもらえるように

これから解説していきますね!


前回は

免疫に関して3つの

防御・攻撃機構がある中の

1つ目を解説しました


今日は2つ目の

「自然免疫」について

お伝えしていきます。


なるべく簡単にわかりやすく

解説していきますので

最後まで読んでみてくださいね!


これから説明していく

「自然免疫」と「獲得免疫」は

前回に説明した物理的防御の

「粘膜免疫」に対して

「全身免疫」と呼ばれます。


相互に協力し合って

作用しているのですが

わかりやすく説明するために

まず「自然免疫」の説明からしていきます。


物理的な防御を

乗り越えてきた病原菌が

身体の中に入ってくると

白血球の一種である

顆粒球の「好中球」と

単球の「マクロファージ」が

出動します。


まず小さいけれども

数が多い「好中球」が

侵入してきた病原体に対して

いち早く攻撃を仕掛けて

強い殺菌能で感染防御の

最前線で働いてくれます。


そして「好中球」に少し遅れて

「マクロファージ」がやってきます。


この「マクロファージ」は

好中球より大きく

殺菌能は落ちるものの

病原体を取り込みやっつけたあと

抗原としてリンパ球の一種である

「ヘルパーT細胞」に

情報提供する役割を持っています。


この白血球の一種である

「好中球」と「マクロファージ」が

働いてくれている一方で

「ナチュラルキラー(NK)細胞」という

リンパ球の一種である細胞も

この自然免疫に関わってくれています。


この「ナチュラルキラー(NK)細胞」は

全身を常にパトロールしていて

病原体に細胞が侵食されているのを発見すると

その場で攻撃を始めてやっつけてくれます。

※他の攻撃係の細胞の場合には

手順を踏んでから攻撃するように

なっています。


ちゃんと正常な細胞には

攻撃をせずに病原体にやられている

細胞のみを攻撃するように出来ています。


ここらへんの話はしだすと

きりがなく難しい話に

なってきてしまいますので

今回は簡単に省かせてもらいますね。


この自然免疫に関しては

生まれつき備わっている働きで

病原体が侵入してきたら

相手を選ばず攻撃するので

「非特異的免疫」と呼ばれています。


入ってきた病原体に対して

素早く発動し対応してくれています。


次回は

もう一つの全身免疫である

「獲得免疫」について

お話していきたいと思います。


楽しみにお待ちくださいね!


ここまで読んでいただき感謝です。


伽藍堂鍼灸院

伽藍堂では、あなたに寄り添う施術で心と身体の不調を取り除きます。 病院で検査しても特に問題はなく、原因がわからない状態で自分でもどうしたら良いかわからない。そんな不安な状態から解放されたいと思うのなら、ぜひ一度伽藍堂にお越しください。 きっとあなたのその不調を改善するお手伝いが出来るはずだから。 本当に伽藍堂の施術で良くなるの?と疑問を持たれた方は、このホームページや私のブログを読んでみてください

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