お腹の調子を整えるものを摂ると逆に悪くなってしまう原因とは?

いつもありがとうございます。


大阪上本町駅前

「伽藍堂鍼灸院」

多井一貴です。


今回は

「お腹の調子を整えるものを摂ると逆に悪くなってしまう原因とは?」

というテーマでお話していきたいと思います。


免疫力の説明の時に

少し触れていた腸内環境について

詳しく聞きたいという方からの

ご要望があったので

数回に分けて

わかりやすく解説していきますね。


ぜひ最後まで読んでみてください!


前回は

腸内環境を整えるために必要なことに

ついてお伝えしました。


今回は

そういった腸内環境を整えるために

良いとされるものを摂ると

逆にお腹の調子が悪くなってしまうことについて

わかりやすく説明していきます。


お腹が張ってなんか調子悪いなぁ

と思って病院に行くと

胃カメラや腸カメラで検査を受けることが

多いかと思います。


それらは胃や腸に

ガンや潰瘍などの器質的な異常が無いかを

診るために行われます。


もしそこで異常が見つかれば

それにあった治療が

進められることになります。


ですが多くの場合

何も異常が見つからずに

対症療法としてのお薬を

処方されることになるでしょう。


器質的な大きな異常が

無かったことは良いことで

あると同時に

異常が無かったら対症療法でしか

対処出来ません。


大きな異常が無いので

ひとまずは安心出来ることは

良いのですし

処方されたお薬で一時的に

楽にはなるかもしれませんが

根本的な治療にはなりません。


そこで注目するべきなのは

小腸になります。


以前の記事でも書きましたが

小腸というのは5~6mにもなる

非常に長い臓器です。


にも関わらず最近まで

あまり小腸に注目されることが

なかった臓器です。


というのも

胃カメラや大腸カメラで

届かない場所であったことと

小腸の内部の流れが速いこともあって

滞ってガンが出来にくいということがあります。


そのため

大きな病気になりにくいため

注目されてきませんでした。


ですが近年になって

研究が進んできて

小腸内の細菌が異常に増殖して

身体に異常をもたらしてしまうことが

わかってきました。


もともと小腸には大腸ほど

細菌がおらず

大腸が100兆個に対して

小腸には1万個ほどであると

言われています。


それが小腸内の細菌が

10倍も増えてしまうことがあることが

わかってきました。


これをSIBO(小腸内細菌異常症)と

呼んでいます。


本来少ないはず小腸内の細菌が

10倍近くも多くなってしまうことで

さまざまな症状を引き起こします。


過敏性腸症候群と診断された方の

約80%にSIBOが合併しているという

データもあります。


このSIBOの状態になると

異常に増えた細菌が発酵することで

小腸内にガスが溜まり

お腹がパンパンに張ってしまいます。


さらに小腸には

膨らむことに強く出来ていないため

小腸壁のバリアが破られてしまい

異物が侵入しやすくなってしまいます。

これをリーキーガット症候群といいます。


こういった状態に加えて

小腸に異常が起こると

免疫力低下やメンタル面にも影響が

起こってしまうことがわかっています。


この状態になってしまうと

本来であれば大腸に対して

有効なプロバイオティクスや

プレバイオティクスが逆に

小腸内の細菌にも影響してしまうため

お腹の調子が悪くなってしまうのです。


せっかくお腹のために良いと

思ってやっていたことが

逆効果になってしまいます。


こういった状態になった状態から

どのようにすれば再び良い状態に

戻すことが出来るのかについて

次回わかりやすく説明していきます。


楽しみにお待ちくださいね!


ここまで読んでいただき感謝です。


伽藍堂鍼灸院

伽藍堂では、あなたに寄り添う施術で心と身体の不調を取り除きます。 病院で検査しても特に問題はなく、原因がわからない状態で自分でもどうしたら良いかわからない。そんな不安な状態から解放されたいと思うのなら、ぜひ一度伽藍堂にお越しください。 きっとあなたのその不調を改善するお手伝いが出来るはずだから。 本当に伽藍堂の施術で良くなるの?と疑問を持たれた方は、このホームページや私のブログを読んでみてください

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